先日、私のママ友であり、親友であった友人が闘病の末に旅立った。彼女とは、子どもの習い事で出会い、16年の付き合いであった。私たちは、互いの年齢を問うこともなく、主人の仕事の話もほぼしない。必要なかったのだ。ただ。互いに気の合うママ友であったというだけで。彼女には息子がおり、まもなく成人という年齢であり、わが娘と2歳離れた幼馴染である。
彼女が病床で体調が悪くなる中、体調の良い時には何時間も話をした。病気のこと、息子の事、親のこと。時間の許す限り話をした。その中で、私は彼女のいった一言を心に刻んでいる。