”思い残すことはない”そんな育児

先日、私のママ友であり、親友であった友人が闘病の末に旅立った。彼女とは、子どもの習い事で出会い、16年の付き合いであった。私たちは、互いの年齢を問うこともなく、主人の仕事の話もほぼしない。必要なかったのだ。ただ。互いに気の合うママ友であったというだけで。彼女には息子がおり、まもなく成人という年齢であり、わが娘と2歳離れた幼馴染である。

彼女が病床で体調が悪くなる中、体調の良い時には何時間も話をした。病気のこと、息子の事、親のこと。時間の許す限り話をした。その中で、私は彼女のいった一言を心に刻んでいる。 &nbsp

”息子にできることは全てやってあげてきた。何ひとつ後悔はない”

病状が思わしくない中で彼女の言ったこの言葉は重く、そして彼女が全力で息子を愛してきた事実を如実に表していた。

私は、彼女のことを一生忘れない。今でも、思い出して泣いてしまうくらい彼女がいなくて寂しいがそんな親友に出会えたことに感謝している。

そして、一人でも多くの方が後悔のない育児をできるよう微力ながら尽力していきたい。